設備機器選び一考:メンテナンス対応をチェックしておく
公開日:
住宅リフォーム
寒い日が続いていますね。
こういう日は、水が凍結して給湯器が壊れやすいのです。
あなたの家だけでなく、他のお宅も同じようなもので
寒い朝は、給湯器に関するお問い合わせが急増します。
では、寒い冬に給湯器が急に壊れて困ったことになるリスクを
減らすにはどうしたらいいでしょう?
◆給湯器の寿命
給湯器は、安全上支障なく使用することができる期間は10年を目安としています。
10年近く使って、給湯器の故障があり基盤交換のメンテナンスをしても
またいつ壊れるか分かりません。
長い目で見たときの費用対効果を考えると、
試用期間が10年近い場合は交換のほうがお得になると思います。
◆給湯器の選定基準
では、どういう基準で商品を選んだらいいでしょうか?
給湯器のような緊急対応が必要になる可能性のある設備機器は
単に商品の仕様やデザイン性だけでなく、
メンテナンスに迅速に対応してくれるメーカーかどうかも確認した方がいいです。
では、
メンテナンスに迅速に対応してくれるメーカーかどうか
どうやって確認すればいいでしょうか?
(私はしょっちゅう色々なメーカーにメンテナンス依頼をしているので
メーカーによる対応の違いを肌で感じていますが
個人的な見解になるため具体的なことを挙げることは控えます。)
私が思うに、
メーカーの姿勢や余裕(経営の安全性)はメンテナンス対応に表れると思います。
(経営が安定していない会社は、メンテナンスに力を入れられないです。)
で、大手2メーカーのホームページをチェックしてみましょう!
アフターサポート情報にアクセスしやすいようなHPのレイアウトになっていますね。
(リコール対象商品についても目につきやすいところにレイアウトされています。)
「よくある質問」も記載されており、
アフターサービス問い合わせを効率化させ、
問い合わせにかかるコスト削減も考えていることが伝わってきます。
修理依頼方法は、インターネット、FAX、電話のいずれか。
コンタクトセンターは通話料金無料24時間365日
修理・故障相談の受付を行い、日祝も対応してもらえます。
また、修理受付依頼から修理訪問までの流れおよび
発生する費用、保証についても記載されています。
日本のメーカーってスバラシイ!!!
(こんないい国はないですよー)
「お客様サポート」はHPトップにありますがパッとはわかりませんでした。
ただし、トップページに連絡先電話番号があり親切ですね。
修理依頼方法は、FAX、電話のいづれか。インターネット対応なし。
耳やことばの不自由なお客様のためにはFAXにて返信対応もされています。
(修理お申込み用紙を印刷し、その用紙へ記載してFAXするみたいです。)
受付は24時間365日対応ですが、修理相談の対応時間は限定されているようです。
2社を比較するだけでも、それぞれ特徴がありますね。
◆緊急対応が必要な設備機器の選定=メーカー対応力×施工業者対応力
同様のことが、施工業者にも言えます。
定休日にお問い合わせをしたときに、
どのような対応になっているのか知っていたら安心ですね。
緊急対応が必要になるものは、
工事代金だけでなく、アフターサービス対応等
総合的に考えて判断したほうがよさそうですね。
◆給湯器の商流
ちなみに、ガス会社さんが販売しているのはメーカーのOEM商品です。
東京ガスで給湯器を製造しているわけではありません。
いずれまとめて書きますが、
設備機器メーカーさんからいくらで仕入れられるのか、
それにいくら利益を乗せるのか、で
工事金額はかなり差があると思います。
(大手は大量購買によるディスカウントなどがありますからね。)
緊急対応の場合は、高くつくことが多いですから
早めに交換したほうが、お得に交換できると思います。
********
【編集後記】
1月12日は、成人の日ですね。
精神的に成人となるのはいつかなあ。。。(精神的未成年者の私)
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