日本国宝展

先週は、上野方面に3度もおでかけ。

芸術情報の「偶然」が2度重なった時は、
無理をしてでもその芸術に触れる、
というのをマイルールのひとつとしています。

会社の同僚と｢日本国宝展」の話をした直後に、
Facebookでも「日本国宝展」の情報が流れてきて、
ピン！ときたので
正倉院宝物の特別出展最終日の11月3日に
日本国宝展
に行きました。

さすが、東京国立博物館！
特別出展最終日かつ祝日、ということで
覚悟はしていましたが、1時間待ちでございました。
（屋外読書を楽しめました。）

教科書でみた（落書きをした）見覚えのある名品が集結していました。

私は、日本人として、
日本のことを知らないことをとても恥ずかしく思っています。

で、日本の仏教信仰にまつわる絵画や彫刻、
神道としての信仰の底流をなす土偶や銅鐸などの祭祀遺物、
仏教・神道の信仰から派生した文学・史書・絵巻物、和歌、
仏教絵画、仏像
などなど
日本人の常識として欠けている部分を埋めるべく
（中・高時代に勉強しなかったツケを払うべく)
日本古来の芸術に触れました。

自分のＤＮＡの原点のようなものなので
知らない作品でも対峙することなく体に入ってきました。
西洋文化やイスラム文化に接した時とは全く違います。

仏教信仰のあるアジアの他の国の人々を
同朋のように感じる肌感覚は、
根底に流れるものが同じだと無意識に感じ取っているのでしょうね。

見ごたえたっぷりなので、
待ち時間　数十分+美術鑑賞時間　最低2時間程度は必要かと思います。

少しは日本人になれたかな？？

そして、何といってもお楽しみは
近接する、法隆寺宝物館にあるホテルオークラ　ガーデンテラスのランチでございます！

展覧会を観るのに散々待たされ、延々美術鑑賞すると
相当おなかがすくものです。
上野駅方面まで戻らなくても、とっても美味しいランチがいただけるのですよ。

寒くなければ、テラス席に座ってアウトドアランチ。
昼間からワインなんかいただいたりなんかして
めちゃゼイタク気分です。

芸術の秋、上野でお楽しみください～

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