至高のエトワール
公開日:
雑記
世間はすっかりクリスマスモード。
今晩は、至高のエトワール@bunkamuraを観てきました!
パリ・オペラ座 ライブビューイング 「白鳥の湖」を観た時から、
エトワールのアニエス・ルテステュのドキュメンタリー映画である
「至高のエトワール」を観る!と決めていたのです。
(今日は火曜日なのでチケットは1100円でした。)
世界最高峰のオペラ座のエトワールを16年勤めた人物ってどういう人なのか?
ということにも興味があったし、
オペラ座の建物の映像を予告編で観ていたし(まばゆいばかりの豪華絢爛な建物)、
振付師のノイマイヤー、フォーサイス、キリアンも出てくるし
・・・と一粒で何度でもおいしい映画だったのであります。
ドキュメンタリー映画なので、
バレエ映像はライブビューイングのような精度の高いものだと思っていたのですが
うーん。。。というものも多数ありました。
しかし!
クラッシックだけでなく、コンテンポラリーバレエをも踊るアニエスの映像があり
一人の踊り手の多彩な身体芸術をみることができました。
バレエって、
ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)なわけで
表現者であるダンサーの卓越した身体芸術を受けとめられる
鑑賞者の私の感性がどこまで豊かなのか?が
作品を楽しめるかどうかの最大のカギなのです。
身体芸術の世界って、嘘のない世界だと思っています。
舞踏家の大野 一雄さんが90歳の頃に
パフォーマンスをする姿を写真撮影する機会をいただいたのですが
いくら舞踏家とはいえ、90歳ともなれば体だってシワシワのヒダだらけ。
でもそのシワシワのヒダの一つ一つが、
この舞踏家の人生のヒダのように思えて
身体芸術を極めた肉体美を感じたことを思い出しました。
幼少の頃から人生をバレエだけに捧げたアニエスは、
神様からギフト(才能)をもらい
この世の中に役割を持って生まれてきた
神の遣いのようにも思えました。
思慮深い内向的な温厚なバレリーナというのも新鮮でしたね。
(バレリーナというと気難しい芸術家肌というイメージがあったので。)
バレエ好きな方、エトワールの素顔をご覧くださいませ。
bunkamuraのお楽しみは、
1階にあるお花屋さん、エルベシャトランの
ディスプレイをみること(花は高そうで買えない)と
本当は、「花より団子」な私ですから、
東急本店向かいのパン屋さん、、VIRON
のバゲットが大好き!
朝食のバゲットが食べたくて、朝起きるのがワクワクするおいしさですよ~
渋谷もまた楽し。
Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.
関連記事
-
くるみ割り人形 ボリショイシネマ2015
3月に、くるみ割り人形⁇ 1月のボリショイシネマ2015 くるみ割り人形 は満席で見に
-
HOKUSAI BOSTON
都会の夜の美術館。 毎日の長い通勤を耐えてでも 東京の都心で働くシアワセは、 金曜
-
Less is More
ひょんなことから、 職場近くの住宅街にひっそりと佇む素敵なお蕎麦屋さんを知り、 さっそくラン
-
白鳥の湖 ボリショイ・バレエ
古典中の古典、 それもボリショイ・バレエの 「白鳥の湖」@bunkamuraオーチャード
-
Definitely Maybe
音楽って、 それを聴いていた時の自分のみならず その時代、時代の空気
-
同居人は、Siriとpepper君とルンバと…
住宅のこれからを想像すると、 今後どのような進化があるのかなあと ワクワクすることがあり
-
we wish a Merry Christmas !
今朝の朝刊に、 ユニセフと国立社会保障・人口問題研究所は、 子供に関する教育や住環境、健康面
- PREV
- 日本国宝展
- NEXT
- 実家どうなってる? ①コミュニティー編