カスタマイズ賃貸 見学記
公開日:
賃貸住宅
以前より「カスタマイズ賃貸」といわれるタイプの賃貸住宅に興味があり、
賃貸住宅を探している人のフリをして
レオパレスが開催しているカスタマイズ賃貸の見学会に行ってみました。
カスタマイズ賃貸
カスタマイズ賃貸とは、入居者が内装の一部を自由に変えられる賃貸物件です。
入居者は、自分の希望する好みの部屋に出来るためその部屋を気にいってずっといたいと思うようになり、
大家さんとしては、入居者が退去しないため安定した賃貸経営ができるメリットがあります。
社会問題となっている空家対策の一環として、国交省が「貸主負担DIY型賃貸借」
という新しい指針(ガイドライン)を出していたり、
東京都ではすでにセルフカスタマイズ用の補助金制度を実施していたりという背景もあり
今後、カスタマイズ賃貸物件というのがますます普及してくるのではないかと思っています。
賃貸物件の内装仕様
建物の外観は注意してみていましたが、
他社の賃貸物件の内装をじっくりみるのは初めてだったので(恥)、
「カスタマイズ賃貸」のカスタマイズされている内装仕様だけでなく、
レオパレスさんの物件の内装仕様そのものも興味深く見ました。
賃貸物件の内装仕上げの代表的なものとして、
床:クッションフロアーシート、フローリング、カーペット、畳
壁:ビニルクロス、塗装
天井:ビニルクロス、塗装、化粧石膏ボード、和室用ラミネート天井 等
があります。
賃貸物件の内装は、
メンテナンスが少なくて済む丈夫で汚れが目立たないもの、
万人受けする無難なもの、
という基準で選ばれがちです。
なので、何となく、どの物件も似たり寄ったりの雰囲気になります。
会社によって、内装の標準仕様のグレードは異なります。
見慣れてくると建具や設備(水廻り)などでも
違いがわかるようになると思います。
「自分の目を肥やす」という意味でも
色々な物件の内装ひとつひとつに興味を持ってみると発見があると思います。
カスタマイズ賃貸をみて思ったこと
「たかが、部屋の一面の壁のカスタマイズが自分でできるだけ」と思うのはもったいない。
賃貸住宅でも、ファッションを選ぶように、
内装で自分らしさを表現することができるチャンスがあるのですから
自分らしい暮らしをしたいと思う人にとっては、画期的なこと。
さらに、カスタマイズした壁は、ピンを使うのはもちろん、
棚をつけたり、シールをはったりと好きなように使えるのですから
無個性な賃貸住宅に飽き足らない人には魅力的だと思います。
日曜大工のような本格的なことではなく、
自分でちょっとだけオリジナル感を出したいと思うなら検討してみるのも良いと思います。
賃貸住宅で、自分らしさを出していきたいと思うことで、
例えば次に自分で家を購入しよう、次にカスタマイズ賃貸に引っ越そうと思った時に
内装工事に対する興味関心も深くなり、
どんどん色んな事をしてみたくなってくると思いますよ。
ちなみに、レオパレスで選べる壁クロスは、
大手壁紙メーカーの個性のあるビニルクロスのようでした。
(レオパレスオリジナルではないんじゃないかな。)
カスタマイズ賃貸の制約条件もしっかり確認
一方で、カスタマイズ賃貸ならではの、制約条件というのもあるようです。
レオパレスの「お部屋カスタマイズ」では、
※ご契約金全額のご入金をもって発注となる為、発注日からご入居までに9日間程度お時間を頂きます。
※「お部屋カスタマイズ」に関してはご入居開始日から2年以内に中途解約された場合には、
家賃1ヵ月分相当の違約金が発生いたします。
とありました。
このようなことも事前にきちんと確認しておくこともお忘れなく。
賃貸住宅、
これから色々と進化していきそうなムーブメントを感じています。
Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.
関連記事
-
リノベーションまちづくり塾@豊島区 第1回
23区で唯一の消滅可能性都市 豊島区 12月5日(金)豊島区が主催する
-
リー・ミンウェイとその関係展
あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくおねがいしま
- PREV
- 実家どうなってる? ①コミュニティー編
- NEXT
- 白鳥の湖 ボリショイ・バレエ