we wish a Merry Christmas !
今朝の朝刊に、
ユニセフと国立社会保障・人口問題研究所は、
子供に関する教育や住環境、健康面など5項目の状況を「幸福度」として算出、
先進31カ国の中で日本が6位との報告書をまとめた、という記事がありました。
これによると、
5項目のうち 「日常生活上のリスク」の低さと「教育」は日本が1位で、
「住居と環境」が10位、「健康と安全」は16位だったそうです。
日本の子供の住環境が先進国中、上位3分の1程度となったのは何でだろう?
と気になり「先進国における子どもの幸福度 – 日本ユニセフ協会」調査内容を見てみました。
◆住宅の評価指標
おもしろいなあ、と思ったのは、 住居の評価指標は、
▼1人あたりの部屋数
▼住居に関する問題(
で、これにより順位づけをされているようなのです。
家族の人数が多く、過密状態が続いている場合、
それは子供の幸福に影響する重要な要因のひとつ捉えられていて、 過密によって、
プライバシーや静かに過ごす時間、
育児行動や子供の認知・
ストレスや行動障害のリスクが高まるのだそうです。
ちなみに、
一人当たりの部屋数は、ベルギーが最高で1.47、日本は1.
自宅の部屋数÷家族数=1.21だったということでしょう。
そして、もうひとつ。
住居に関する問題ですが、
以下のうち2つ以上の問題を報告している子どものいる世帯の割合
([ ]内は日本の調査票の質問で用いられた用語。)
1. 屋根の雨漏り、床や壁・基礎の湿り、窓の破損[雨漏り/
2. 暗すぎる住居[太陽光がまったく入らない住居]
3. 浴室またはシャワーなし[家族専用の浴室またはシャワーなし]
4. 家族専用の屋内水洗トイレなし[家族専用トイレなし]
日本は17 位にランキングされており、
子どものいる世帯の4.7% が 上記4つの問題のうち2つ以上の問題を抱えている。
日本の子どものいる世帯が直面する問題は
「太陽光がまったく入らない住居」が最も多く、
次が「雨漏りまたはすきま風」となっているそうです。
また、「子どもたちの物質的豊かさ」の調査からも
日本は貧困ギャップがあり、
貧困の程度も深刻であることが示されています。
「インターネットへの接続」
「
という
◆幸せだった私の子ども時代
私が子供の時とは、
今の日本の子どもたちの置かれている状況はかなり違っているよう
子どもたちに、伸び伸びと育ってもらえる環境を与えるのは 大人の役割です。
世界中の子どもたちが、幸せに暮らせますように。
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